ランドリー室

ハイドレンジは箱根には「ランドリー室」がある。

これは、入居者の皆さんが各部屋に洗濯機を用意しなくてもいいように、というオーナーの一つの配慮である。その上、もう一つ問題がある。それは、箱根は湿気が多いということ。特に夏はとてもじめじめした感じになりカビも出やすい。そこで、入居者の皆さんに快適に生活していただくために、乾燥機を使えるようにしておこう、という配慮だ。

ランドリー室は建物のエントランスの隣の扉、すなわち、セキュリティの外からのアクセスになる。

ここには「コインランドリー」よろしく、大型の洗濯機と乾燥機が陳列されており、利用者はコインを入れてこれらの機器を使うことになる。

写真の右2つの乾燥機は、ガス式で乾くのが早くコストパフォーマンスの良い。忙しい現代人にはうってつけだろう。

宅配ボックスとセキュリティ

玄関先には宅配ボックス郵便受けのあるエリアがある。

入館するためのドアはオートロック式で、来客者は壁にあるインターホンで入居者を呼び出すことになる。

この呼び出しインターホンは優れモノである。イタリアのComelit社が作っているインターホンで、各部屋の呼び出しは入居者のスマートホンに転送される。つまり、不在時も応対ができるということだ。スマートホンにはComelit社の専用アプリ(Android/iPhone対応)を入れる。アプリからはオートロックの開錠することもできるのだ。

各フロアの廊下

入居者の各部屋は内部の廊下から入る。通常の1Kマンションと同様だ。シェハウスと異なり完全にプライバシーは保持したまま、ゆるく住民とのコミュニケーションができる、という考え方だ。

廊下の床はモダンな印象のするタイルカーペットがひかれており、落ち着いたテーストの館内となっている。